ライゾマティクスが生成AIを使うとどうなる?「AIと生成芸術」がテーマの個展を開催
テーマは近頃話題になっている、AIと生成芸術について。 真鍋大度さん率いるライゾマティクスが、天王州にあるギャラリーKOTARO NUKAGAにて「Rhizomatiks Beyond Perception」なる個展を開催しています。 【全画像をみる】ライゾマティクスが生成AIを使うとどうなる?「AIと生成芸術」がテーマの個展を開催
誰もが創作側に立てる現代において、価値はどこにある
ライゾマティクスは、本展を通して誰もがAIを使って画像を生成できる現代において、改めて「生成される画像の価値とは何なのか?」ということを問いかけます。 とのことで、イラストなり音楽なり現代のクリエイターが感じているモヤつきの部分に切り込んでいる感じがしますね。生成AIの一般化は止まりませんし、個人集団問わずいずれ向き合わねばならないテーマかと。 さらに展示物を作るため、ライゾマティクスが独自作成した画像のみを学習したAIモデルを新開発しています。と同時に、ギャラリーではAIモデルデータの販売も行なわれます。つまり購入者はライゾマ産AIモデルを用いることで、自由かつ無限に展示物と世界観を同じくする画像を生み出せることに。 こうなってくると作品価値はどこに重きを置かれるべきなのか、文脈はどこになるのか、独自性とは何なのか。いろいろと考えてしまうものですし、それこそがBeyond Perception(知覚を超えた)な創作の芯と呼べるもの、なのかも。 ギャラリーの会期は2024年6月29日~9月28日(日月祝休)。詳しくはこちらをご覧ください。 Source: Rhizomatiks
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