ミンへ(クム・ヘナ)「殺し屋たちの店」第1話より

謎の“殺し屋集団”から突然命を狙われることになった主人公ジアン(キム・へジュン)のサバイバルを描く韓国ドラマ「殺し屋たちの店」の第3、4話が1月24日に配信された。ジアンと叔父ジンマン(イ・ドンウク)の絆がより濃く描かれた一方で、“ジアンVS殺し屋集団”のメインストーリーは急展開とどんでん返しの連続。視聴者からも「目が離せない」「続きが気になりすぎる」の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります) 【写真】クム・ヘナが見事なアクションを披露！ ■ヘジュン×ドンウク共演のクライムスリラー 「殺し屋たちの店」は、叔父ジンマンの死によって“殺し屋御用達のオンライン兵器販売サイト”を遺産として引き継ぐことになった女子大生ジアンの生き残りを懸けた戦いを描くクライムスリラー。三池崇史監督が手掛けた日韓合作ドラマ「コネクト」(2022年)でも強い印象を残した若手実力派のへジュンがジアンを、ジアンの唯一の肉親・ジンマンを「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」(2016年)の死神役で日本でも人気の高いドンウクが演じる。ディズニープラス「スター」の2024年1作目となるオリジナルシリーズだ。 早くに両親を亡くし、叔父ジンマンに育てられてきたジアン。その叔父の突然の死が伝えられた1話、過去に遡ってジアンが両親を亡くしたいきさつが綴られた2話に続き、今回配信された3・4話ではジンマンが遺したショッピングサイトの謎が明かされ始めたほか、ジンマンが高校生のジアンに“教え”を伝える回想エピソードも描かれた。 ■ジアンがライフル銃で反撃開始 追い詰められ危機的状況だったジアンがライフル銃で反撃に出るシーンや、地下に巨大な隠し倉庫が姿を現すシーンなど、ストーリーは予想のはるか上を超えていくような急展開の連続。4話ラストでは意外な人物の“裏の顔”が明かされるどんでん返しも用意され、視聴者からも「今週も体感数秒だった！」「これはヤバい！目が離せない」といった興奮の声が続出した。 両親を亡くしたばかりの幼いジアンに「俺はお前の親じゃない」と言い放つなど、ジアンを突き放すような態度を見せていたジンマン。3話以降では、そうした言動の裏に秘められたジンマンの深い愛情も描かれていく。 ■「よく聞け、チョン・ジアン…」が心に響く 印象深いのが、ジンマンが口ぐせのように言う「よく聞け(チャルドゥロ)、チョン・ジアン」というフレーズだ。 「よく聞け、チョン・ジアン。後悔しても始まらない。それより解決策を考えるほうが先だ」 「よく聞け、チョン・ジアン。銃には二面性がある。自分を守ることもできるし、仲間を助けることもできる。でも必ず、誰かが死ぬことになる」 「よく聞け、チョン・ジアン。どんな選択をしようと構わない。お前が決めろ。だがな、選択には責任が伴う」 「よく聞け、チョン・ジアン…」。ジンマンがいない今、その“教え”がジアンを支え、選ぶべき道を照らし始めている。 ジンマン役のイ・ドンウク自身、当メディアのインタビューで「2人の関係は“普通の”叔父と姪の関係では全くないんです。そこに面白みを感じました」と語っているように、ジアンとジンマンの関係は一筋縄ではいかない。ジアンを突き放すようで、実は慈愛に満ちた心で彼女の成長を見守っている…。 ジアンとジンマンならではの一風変わった信頼関係に、視聴者からも「ジアンの強さと自立心を育てていくジンマンの姿に感動した」「こんな叔父さん最高すぎる」「この叔父・姪関係にどんどん引き込まれてる」といった声が上がった。 ■“韓国のアンジェリーナ・ジョリー”クム・ヘナも活躍！ また、“殺し屋集団”に狙われるジアンを助けに来た謎の女性ミンへ(クム・ヘナ)にも注目が集まった。殺し屋たちからも「あの女は“Sランク”の殺し屋だ」と恐れられるミンヘ。グラップリング(関節技や締め技)を駆使して殺し屋たちを蹴散らしていく鮮やかなアクションに視聴者からも「あの殺し屋の女性かっこいい！」の声が上がったほど。 ショートボブにスレンダーなスタイルで、キレのいい動きが印象的。演じるクム・ヘナは制作会見で“韓国のアンジェリーナ・ジョリー”と紹介されたほどの身体能力を持つ美女で、繰り出すアクションも、ドンウクが「惚れました」と語るほど見事。3話ではジンマンを「お兄さん」と呼ぶシーンもあり、彼女の素性にもまだ秘密が隠されていそうだ。刺激的な展開が続く「殺し屋たちの店」。すべての謎が明かされた先には、一体どんな結末が見えるのだろうか。 「殺し屋たちの店」は現在、4話までディズニープラスのスターで独占配信中。1月31日(水)には新たに5・6話を配信する(全8話／毎週水曜2話ずつ配信)。 ◆文＝ザテレビジョンドラマ部