オリックス また単独最下位 打線沈黙、今季2度目の完封負け 中嶋監督「何も言うことないでしょ」
「ロッテ1-0オリックス」(5日、ZOZOマリンスタジアム) 貧打にあえぐ苦境が続く。オリックスは5位で並んでいたロッテとの直接対決に敗れ、またも単独最下位に沈んだ。わずか4安打に終わり、今季2度目の完封負け。7試合で2勝5敗、計8得点だ。中嶋聡監督(55)の表情も曇る。 「何も言うことないでしょ。点を取っていないですから。ここまで(打線が苦しむのも珍しい)ですけどね、としか思えないですけどね」 体調不良から復活し、1軍復帰した中川が初回から右中間へ二塁打をマーク。「1打席目からしっかり打ってくれて」と明るい材料もあった。 開幕4番を託した頓宮が打率・059と苦しむが、指揮官は「練習的には悪くない。1、2本出た時に変わるっていう」と良化の兆しは感じ取っている。2年前は開幕2カードで1勝5敗から2連覇した。打線が軌道に乗る、浮上の時を辛抱強く待つ。