シロテテナガザル「クロマティー」死ぬ 推定年齢39歳 オスの「シロマティー」とともに人気集める 京都市動物園
京都市動物園で、シロテテナガザルのメスが死にました。「クロマティー」と呼ばれ、愛されていました。 京都市動物園によりますと、飼育していたシロテテナガザルのメスの「クロマティー」が9日、死にました。 推定年齢は39歳と高齢で、死因は腸閉塞でした。 飼育されているシロテテナガザルは、一般的に30~40年ほど生きるということです。 7日以降、嘔吐が続き、8日に口から投薬しようとしましたが、飲まなかったということです。 「クロマティー」は1986年に京都市動物園にやってきて、プロ野球で活躍していたクロマティ選手にちなんで、名付けられました。 オスで現在40歳の「シロマティー」と、38年近く連れ添ってきました。 動物園によりますと、年を重ねてからより仲良くなり、一緒に遊ぶ姿がよくみられたということです。 動物園の担当者は、「シロマティーは今のところ普段と変わりないが、長年一緒だったので、今後、違和感を覚えるのではないか」と話しています。 シロテテナガザルは顔の周りや手足の先端が白いことが特徴で、体の色は黒に近い色から淡い褐色まで個体差があるということです。 (左が死んだメスの「クロマティー」、右が「シロマティー」)
ABCテレビ