3大会連続 パリ五輪出場権獲得!水球・棚村克行選手、優勝したアジア大会で確かな手応え「世界の評価も相当高くなっています」
2024年パリオリンピックでの活躍が期待されるアスリートが熱い想いを語るTOKYO FMのラジオ番組「Cheer Up Station~route de paris~」。 2月4日(日)の放送では、水球に注目。棚村克行(たなむら・かつゆき)選手が、パリオリンピックの出場権を獲得したアジア大会を振り返り、オリンピックに向けた意気込みを語りました。
◆「日本はアジアに勝てない」状況を打破!
水球は縦30メートル、横20メートル、水深2メートルのプールのなかで、身体をぶつけて激しくボールを奪い合うことから、別名「水中の格闘技」とも言われています。 8分を4回、1チーム7人で戦い、より多くのシュートを決めたチームが勝利します。水球男子日本代表は、2023年10月に中国で開催された杭州アジア大会で53年ぶりの優勝を果たし、3大会連続のオリンピック出場権を見事獲得しました。 リオ・東京オリンピックと2大会出場経験を持つ水球日本代表・ゴールキーパーの棚村克行選手。瞬時にシュートコースを見極める判断力と、それに反応する瞬発力に優れ、特に1対1での近い距離からのディフェンスに定評があります。 棚村選手はアジア大会の結果について、「リオのオリンピックでは日本はアジアに勝てないという状況でした。このあいだのアジア大会では日本が圧倒的な強さで勝ったので、世界の評価も相当高くなっています」と振り返ります。 棚村選手は、日本の水球界全体がもう1つ上のステップを目指していると言い、「(目標は)オリンピックの決勝リーグに行くこと、そしてメダルを取ることですね」とコメントしました。 水球日本代表は現在、カタールのドーハで行われている世界水泳選手権2024に出場しています。この大会で結果を残して、パリオリンピックに弾みをつけたいところです。 番組では、棚村選手のチアアップソングの1つである吉川晃司さんの「Over The Rainbow」をオンエア。この楽曲は、吉川さんがリオオリンピック水球日本代表のために書き下ろした応援ソングです。 (TOKYO FM「Cheer Up Station~route de paris~」2月4日(日)放送より)