尖閣諸島周辺の領海の警備へ 大型ヘリを2機搭載できる巡視船「かんばい」進水式 山口県下関市
尖閣諸島周辺の領海の警備などにあたる予定です。 大型ヘリコプターを2機積むことができる海上保安庁の巡視船が山口県下関市の造船所で進水しました。 【写真を見る】尖閣諸島周辺の領海の警備へ 大型ヘリを2機搭載できる巡視船「かんばい」進水式 山口県下関市 進水式には、海上保安庁や造船会社の関係者らが出席しました。 海上保安庁の宮澤康一次長が船名を「かんばい」と命名しました。 「かんばい」は全長およそ140メートル、総トン数6000トンでおよそ203億円をかけて造られました。 由来は、冬の季語“寒中に咲く梅”で同じ型の「しゅんこう」、「あさなぎ」「ゆみはり」も名前は季語に由来しています。 船内には、ヘリコプター2機を搭載できる格納庫があり、尖閣諸島周辺の領海の警備や海の救助活動などにあたる予定です。 第七管区海上保安本部 那須光展 船舶技術部長 「海上保安能力のさらなる強化はが図られ、国民の皆様の安心安全につながるものと確信しています」 「かんばい」はエンジンや装備を取り付けた後の2026年度に海上保安庁に引き渡されます。
テレビ山口
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