白昼夢のような現実…プロトテアトル新作長編「ザ・パレスサイド」京都で開幕
「プロトテアトル 第13回本公演『ザ・パレスサイド』」が、本日9月14日に京都・ロームシアター京都 ノースホールで開幕した。 【画像】ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU” プロトテアトル 第13回本公演「ザ・パレスサイド」より。(撮影:河西沙織[壱劇屋])(他5件) これは、F.O.ペレイラ宏一朗率いるプロトテアトルが、ロームシアター京都×京都芸術センター U35 創造支援プログラム“KIPPU”の採択団体として行う公演。ペレイラによる約4年ぶりの長編新作となる「ザ・パレスサイド」では、あるホテルを舞台に、ホテリエと宿泊客という2人の登場人物が、6人の俳優によって演じられる。 開幕に際し、ペレイラは「ここ京都で、ホテルを題材にした作品を創ることが夢でした。バカバカしく異質な雰囲気をまとった本作は、白昼夢のようにも感じますが、ずっと目をそらしてきた現実かもしれません。薄い皮膜のような言葉の裏側にたくさんの想いや景色を詰め込みました。 捲れていく痛みを、バカバカしいと笑ってもらえたら嬉しいです」と期待を語った。 出演者には豊島祐貴、ヤマナカサヨコ、伊藤芳樹、高安美帆、羽室ミユ、真芝尤が名を連ねた。なお出演を予定していた小島翔太は病気治療のため降板した。上演時間は約1時間25分。公演は明日9月15日まで。 ■ ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU” プロトテアトル 第13回本公演「ザ・パレスサイド」 2024年9月14日(土)・15日(日) 京都府 ロームシアター京都 ノースホール □ スタッフ 作・演出:F.O.ペレイラ宏一朗 □ 出演 豊島祐貴 / ヤマナカサヨコ / 伊藤芳樹 / 高安美帆 / 羽室ミユ / 真芝尤 ※出演予定だった小島翔太は降板しました。 ※高安美帆の「高」ははしご高が正式表記。 ※U-25、U-18チケットあり。