航路標識の変更や入出港の申請、許可書など交付せず口頭で許可…長崎海上保安部の職員を減給処分
長崎海上保安部は18日、不適切な事務手続きを行ったとして、交通課で勤務していた男性職員(26)を減給10分の1(3か月)の懲戒処分とした。 【写真】サバイバルするかほなんさん、「一日海上保安官」に
発表によると、男性職員は2022年4月から23年4月の間、事業者からの航路標識の変更や入出港の申請について、上司の決裁を受けた許可書や許可印を押した申請書の交付を行わず、口頭で許可をするなど不適切な処理を14件行った。
男性職員が昨年4月に異動した際、後任の職員が適切に処理されていない書類を見つけ、発覚した。
同保安部の本野勝則部長は「再発防止に万全を期す」としている。