大谷（右）とハーパー（左）のMVP候補２人の夢の競演なども見られたオールスターゲーム。(C) Getty Images

　現地７月16日に開催されたMLBオールスターゲームはア・リーグ代表がナ・リーグ代表に５－３で勝利。“怪物ルーキー”ポール・スキーンズの快投や大谷翔平の球宴初アーチなど見どころが随所に見られ、昨季を上回る視聴者を獲得したという。 【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も 　米大手スポーツメディア『FOX Sports』によれば、視聴者数は昨季から６％増の744万3千人。一昨年の751万人と比べるとやや少ないが、スポーツ専門メディア『Sports Media Watch』のジョン・ルイス氏によると、ここ10年で前年比増は３度目だという。 　一方で同氏によると、MLBのオールスターゲームは過去９年間のうち８年間で最も視聴されたオールスターイベントであり、今季も２位の「NFLプロボウルゲーム」の579万人、「NBAオールスターゲーム」の540万人を大幅に上回って１位に輝いた。また、今年１月のNFLプレーオフ以来『FOX』で最も視聴された番組にもなった。 　アメリカ国内での野球の関心や知名度が下がっているため、大谷の知名度は意外と低いとのイメージを持つ人も多いかもしれないが、少なくともオールスターに関しては今でも他のスポーツに引けを取らない注目を集めているということが数字から明らかになった。 構成●THE DIGEST編集部