県立病院で4000人以上の情報漏洩の恐れ 個人情報記載の資料を誤廃棄
沖縄テレビ
4000人あまりの個人情報が流出した恐れがあります。県病院事業局は県立南部医療センターこども医療センターで先月患者の個人情報を含む書類を誤って廃棄したと発表しました。 ▽沖縄県病院事業局 本竹秀光局長: 「該当する患者の皆様方に対しこのような事案を発生させてしまい多大なる不安を与えましたことについて心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。」 病院事業局によりますと先月、南部医療センター・こども医療センターの職員が個人情報を含む書類を保管場所に戻さず、翌朝には書類が机からなくなっていたものの確認をしなかったという事です。 書類が個人用のゴミ箱の近くに置かれていたことから清掃業者が廃棄されたものと勘違いし回収していたことが判明しすでに焼却処分されたとみています。 書類には4334人分の氏名や診療科、診療費の入金額が含まれているということです。 センターでは今後書類管理の見直しなどに取り組むとしていて書類の紛失に乗じた還付金詐欺などに注意を呼びかけています。 また、県立清和病院でも複数人の患者の氏名や服用している薬の情報などが含まれている可能性のあるUSBメモリーを職員が紛失したということです。
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