【広島】新井貴浩監督「徐々にかみ合ってきている」今季初の竜倒で勝率5割復帰/一問一答
◆JERAセ・リーグ 中日4―6広島(27日・バンテリンドーム) 広島は、本拠地で3戦連続の完封負けを喫した中日相手に6得点で快勝した。2回に好調の宇草が、先制決勝の3号2ランで同じ1997年生まれの同期右腕・森下を援護。右肘の張りから復帰2戦目で初勝利した20日の本拠・巨人戦に続いて援護弾をもらった先発右腕は、7回1失点で2勝目。4点リードの8回に登板した2番手・益田が、2被弾3失点で1点差に詰め寄られたが、9回は小園が2打席連続タイムリーとなる適時二塁打。最後は25日の敵地ヤクルト戦で痛恨サヨナラ被弾した栗林が、3者凡退で今季6セーブ目を手にした。勝率を5割に戻した。 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―宇草がチーム単独最多の3号2ラン。チームにいい流れを持ってきている 「本当だね。今日もいいホームランだったですね。ナイスバッティングです」 ―宇草が本塁打を打った3試合すべて勝利 「やっぱりひと振りで点が入るのは、ホームランの魅力だと思う」 ―ミスに乗じた攻撃もあった 「ここ数試合、本当にみんないいスイングができているし、いい対応ができていると思います」 ―小園が勝負強さを発揮して開幕戦以来の猛打賞で3打点 「得点圏の率を見ても勝負強いし、今日もナイスバッティングだったと思います」 ―7回1失点の森下について 「要所を締めてナイスピッチングだったと思いますね。5連戦の初戦で7回まで投げてくれて、ナイスピッチングだったと思います」 ―93球で8回から継投に入った 「4点差かな。点差で益田にいってもらいました」 ―8回に火消しした島内と9回の栗林は、ヤクルト戦の失点後の試合だった 「期待通りのピッチングをしてくれたと思います。島内もしっかり(流れを)止めてくれたし、栗林もナイスピッチングだったと思います」 ―2人は次の試合で取り返すことができた 「そうだね。防御率0でシーズンを終えるピッチャーなんていないわけだから、いつも言っているように、やられた後が大切。そういう意味で2人ともナイスピッチングだったと思います」 ―勝率5割に復帰。ここ最近の手応え 「ここ数試合、徐々にかみ合ってきているなという試合がたくさん出てきている。そういう意味では手応えはありますけど、まだ4月。5割は一つの目安になるけど、そこは数字的なものは日々、上下する。明日負けたらまた借金1だし、そこは、あまり過敏にそこにとらわれてはいないです」
報知新聞社