島根スサノオマジックとコラボ!高校生のアイデアと地域活性化の思い込めオリジナルグッズ販売へ(松江)
山陰中央テレビ
島根県松江市の高校生が、島根スサノオマジックとコラボした球団グッズを考案し、12月7日と8日のホームゲームで販売します。オリジナルグッズに地域活性化への思いが込められています。 11月下旬、松江市のスサノオマジックの事務所で球団スタッフと打合せをするのは、島根県立松江北高校の3人の1年生。机には、選手がデザインされた木製のキーホルダーが並んでいました。 松江北高校・小吹一陽さん: 大きさ的には結構大き目のものになっているんですけど、ヒノキのいい香りがするので。 島根スサノオマジック広報担当・今野ロドリゴ俊雄さん: ああ、本当だ。 このキーホルダーは、3人がスサノオマジックの公式グッズとして販売しようと考案したもので、この日は球団側に最終の許可を得るために、初めて対面でプレゼンしました。 松江北高校・小吹一陽さん: 今売られているキーホルダーとはちょっと違う魅力があって、いいんじゃないかなと思っています。 3人は、島根県内の高校生が地域課題の解決などに挑むプロジェクト「みらチャレ」に参加しています。 松江北高校・小吹一陽さん: 森林とバスケを使って、地域の資産を守っていこうというプロジェクトです。 県の面積の約8割を占める「森林」が島根の財産と考え、3人が好きなバスケットボールを通じてPRしようと、このキーホルダーの作成を企画しました。使用した木材は、島根県産の「ヒノキ」。県内の木材加工会社に相談して手配し、形を整えてもらいました。躍動感あるイラストは絵が得意な小吹さんのお兄さんが担当。半年かけて完成させました。 松江北高校・小吹一陽さん: いろんなたくさんの方々に協力してしていただいてやっとできたものなので、とてもなんか嬉しいです。 そして迎えた球団側への最終プレゼン。これまでオンラインでのやり取りはありましたが、直接交渉するのはこれが初めてです。 島根スサノオマジック広報担当・今野ロドリゴ俊雄さん: クレジットの権利表記が厳しくなっていて、これをここに印刷を一緒にしてもらうと。 若干の修正を指摘されましたが、無事に販売の許可をもらうことができました。 島根スサノオマジック広報担当・今野ロドリゴ俊雄さん: 正直思っていたよりきちんとやってるというか、熱意があって、木を広めるという目的もきちんとできていた。即完売すればいいなと思う。 松江北高校・小吹一陽さん: とても不安だったんですけれど、実際に了承いただくこともできましたし、こうやって木の魅力というものを、まずスサノオマジックさんの担当者の方々に愛していただけたのは、とても僕らとしても嬉しいことだと思っている。 このキーホルダーは7日と8日、ホームゲームの会場、松江市総合体育館で限定販売されます。
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