福尾誠に聞く、日本初上陸となる新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』の魅力
A.A.ミルンによる児童小説『くまのプーさん』。ディズニーでアニメーションも作られ、世界的な人気となっている。ニューヨーク、ロンドン、シカゴ、オーストラリアで上演され、絶賛を受けた新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』の日本ツアーが2024年4月27日(土) よりスタートする。日本公演のアンバサダーを務める福尾誠に、作品の見どころや魅力を聞いた。 【全ての写真】福尾誠のソロカット
プーさんたちと一緒に遊べるのが魅力
――アンバサダーに決まった時の心境はいかがでしたか? 『くまのプーさん』は、僕が小さい頃から絵やパズル、ぬいぐるみとして家にいる身近な存在でした。大好きなディズニー、大好きなプーさんの魅力を自分の言葉で伝える活動をできると思うと、とにかく嬉しかったです。 ――好きな登場人物やストーリーを教えてください。 プーさんが好きですね。あと、ティガーの元気さは自分に似ているのかな、と感じます。ストーリーやシーンとしては、100エーカーの森の中での日常や四季を感じるストリーとなっています。 ――新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』の魅力はどんなところに感じますか? 100エーカーの森の中に自分が入れる、生の体験ができるところです。ミュージカルという形で、みんなが歌って踊って遊んでいるのを目の前で見て、一緒に体験できるのが魅力のひとつだと思います。 ――注目してほしいポイントを教えてください。 今回、アジアでは初めての公演。ぜひ、プーさんたちと一緒に遊べるのを楽しみにしていてほしいです。それぞれの性格も違うので、「プーさんはどんな動きをするのかな」、「ティガーはどれくらいジャンプできるのかな」と、細かい動きや仕草などにも注目してみてください。
想像を超える楽しさがあるミュージカル
――稽古場をご覧になった感想を教えてください。 可愛かったです。最初は写真を見ただけではどんなふうに動くのか想像できていなかったので、実際に見て感動しました。 可愛いだけじゃなくて、細かい動きで性格が見えるんです。例えば、イーヨーは思ったよりゆっくりだったり、ティガーはエネルギッシュだったり。人それぞれ動き方が違うように、彼らも個性が出ていて、新しい発見ができました。僕は想像力が豊かなほうですが、この作品に関しては「見るのが一番」。想像を超えた動きをするのでぜひ一度見てほしいです。 ――作中ではアニメーションの曲も歌われるそうですね。 「プーさんの歌だ」と認識してない人もいると思いますが、みんなが知っている曲が流れます。心に響く歌も何曲もありますし、知っている歌があったら一緒に口ずさんで大丈夫です。 ――稽古場でプーさんたちに会ってみて、いかがでしたか? みんな思っているより大きかったです。オウルが意外と大きくて迫力があるんですよ。イーヨーはとにかく動きがゆっくり。プーさんもすごくゆっくり、のんびりしているんですが、頑張って早く動くところもある。でも早く動けなくて、そんな姿も可愛くて癒されます。 ――動きが楽しい、個人的に注目のキャラクターはいますか? 僕自身、体を動かすのが好きで、現在も体を動かす楽しさを表現する活動をしています。ティガーの動きはエネルギッシュで、ジャンプもたくさんするところが僕に似ているかな?と思い、注目しています。見ていて元気をもらえます。