9日には衆議院解散となる見通しのなか、自民党県連は鹿児島２区の公認候補に誰を推薦するか、まだ結論を出すことができていません。 衆院選は10月15日に公示、２７日に投開票となる見通しです。 ■　保岡宏武　氏 「ぜひ先生方のご推挙いただき仲間として、そしてまた２期目の挑戦をお願いできれば大変ありがたく存じます」 6日開かれた自民党県連の選対会議では、鹿児島２区から立候補を予定している比例九州選出の保岡宏武さんを公認候補として推薦するかどうか協議しました。 鹿児島２区では前回初当選した無所属の三反園訓さんも自民党公認の推薦を求めています。 ■　三反園訓　氏 「それに関しては県連のみなさま、党本部のみなさまがお決めいただくことかなというふうに思いますけれども」 ２区を地盤とする一部の県議からも三反園さんを推す意見が上がり、どちらを公認に推薦するか県連の森山裕会長と野村哲郎選対委員長に判断が一任されていました。 一任を受けた２人は、7日正午までに結論を出す予定でしたが、正午すぎに取材に応じた県連の吉留幹事長は。 ■　自民党県連　吉留厚宏　幹事長　 「野村選対委員長と森山県連会長に一任ということで決まっていたが、正午現在、まだ結論がでていない。慎重に協議しているということであります」 党本部にも、「森山会長と野村選対委員長の２人に一任している」と現状を報告したということです。 鹿児島２区ではほかに、日本維新の会の新人・辻健太郎さん、共産党の新人・松崎真琴さん、参政党の新人・矢竹ゆかりさんが立候補を予定しています。