【日本ハム】4回2死まで完全 ドラ1細野晴希の初登板は5回途中1失点「5回除けば良い投球」
<日本生命セ・パ交流戦:阪神-日本ハム>◇18日◇甲子園 日本ハムのドラフト1位細野晴希投手(22)がプロ初登板初先発で、上々のピッチングを披露した。 球数80球前後の制限がある中で、同2位で細野と同じくプロ初出場となった進藤勇也捕手(22)との新人バッテリーで4回1/3を2安打1失点。78球で降板した。「内容ではなく、忘れられないマウンドになりました。バッターの顔を見たら、テレビの中の人でめちゃくちゃ緊張したので、顔を見ないようにして落ち着かせました」。 1回は3者凡退で立ち上がり、渡辺からはプロ初奪三振をマーク。その後、4回2死までパーフェクト投球を続けたが、初奪三振を記録した渡辺に中前打を浴びた。 5回は先頭の前川にプロ初四球を与えた。暴投と森下の中前打で無死一、三塁とされたが、梅野のセーフティースクイズは自ら落ち着いて処理して失点を許さず。しかし、小幡に四球を与えて1死満塁となったところで降板。「(相手とは)初対戦だったのでストレートで押せた部分もありますが、ファームで取り組んできたフォークを振らせるボールが投げられなかったことは課題です。それでも5回を除けば、良い投球ができたと思います」と振り返った。 継投した今季初登板の宮西尚生投手(39)は代打原口を右邪飛に抑えたが、近本に先制の中前適時打を浴びて細野はプロ初失点となった。それでも7回に代打清宮の同点適時打で、プロ初黒星は免れた。