赤潮に迅速対応 AI自動計数システム開発を支援
熊本朝日放送
熊本県は、赤潮に迅速に対応するため、AIを使った新たな自動計数システムの開発を支援します。 県水産振興課によると、県海水養殖漁業協同組合が主体となって開発し、県が700万円を補助します。 これまでは、養殖業者が海水を汲んで手作業で有害プランクトンを計測していますが、AIが画像認証システムで有害プランクトンの数と種類を自動で判別する仕組みを作るとしています。 新システムにより、県は「養殖業者の負担を軽減し、より迅速な赤潮発見で漁業被害を抑えたい」としています。 なお、県内では、八代海でシマアジやカンパチが6000匹以上死ぬなど赤潮による漁業被害が拡大していて、全域にカレニアミキモトイ、シャットネラ、コクロディニウム、ヘテロシグマの警報が出されています。