公道走行を意識し、各所に手がくわえられた。

古くて新しい究極のボルボ「P1800シアン」の最新版が面白い！ 【写真を見る】新しいP1800GTの内外装（16枚）

新感覚のGTカー

2月15日、スウェーデンのシアン・レーシングは、ボルボ「P1800」をベースとしたレストモッドモデル「P1800シアン」のGTバージョンを発表した。 新しいP1800GTは、エクステリアのデザインの一部を変更。足まわりのダブルウィッシュボーンサスペンションは公道用に再セッティングが施された。 インテリアは、長距離ドライブ時の疲労を軽減する新しいシートを採用。さらに遮音性も向上した。ロールケージにも手が加えられた結果、剛性が高まったという。 搭載するエンジンは2.0リッター4気筒ガソリンターボで、最高出力はチューニングによって350psから420psまで発揮する。組み合わされるギヤボックスは5MT。車両重量は1000kg未満に抑えられた。 新しいP1800GTの製造には、12～15カ月ほど期間を要するという。価格は、明かされていないものの、欧州メディアの予想だと50万ドル前後ではないか？ とのこと。1ドル=150円で計算すると、約7500万円！ 世界一高いボルボかもしれない。