ソフトバンク・小久保監督「間が空いたのはプラス」 戦力充実のCS、日本ハム対策も強調
リーグ優勝を決めてから3週間あまり。ソフトバンクが16日からのクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージに臨む。小久保監督は「近藤のけが、柳田の離脱があったので、間が空いてくれたのはプラス」と強調した。 【写真】緊急搬送のソフトバンク・谷川原健太「口が開かない状態でしたが」手術成功を報告 今季は長期離脱した主砲の柳田はリーグ優勝を決めた後に復帰しており、CSでも活躍が期待される。9月中旬に右足首を負傷した首位打者の近藤の復帰は流動的だが、戦力は充実している。9月末に左膝の違和感で戦列を離れた周東も「バッチリです」と強調し「どっしりと構えながら戦いたい」と意気込んだ。 第1戦の先発は最多勝のタイトルを獲得した有原が任される。「向こうは勝ち上がってきているので、そういうことも頭に入れながら」と勢いを止める投球を誓った。 日本ハムには13・5ゲーム差をつけたが、対戦成績は12勝12敗1分けの五分だっただけに、王者の貫禄をみせるチャンス。小久保監督は「日本ハムが来る準備をしてきた。頭の中でシミュレーションできている」と自信をにじませた。（大石豊佳）
