『あぶない刑事』舘ひろし&柴田恭兵、30年以上前に着ていたスーツで撮影!最後の舞台あいさつで裏話続々
柴田は「(台本を読んでいないので)犯人を見ると舘さんはすぐ撃とうとするんですよ。そこで僕が段取りを説明するんです」と笑うと「本当に日本一わがままな俳優さん。夜の8時ぐらいになると『(小指を立てて)これが待っているので、お先に!』って帰っちゃったこともありました」と暴露。舘も「いや、本当に帰ったことがあるんです。8時からデートで(笑)。6時に帰りたいって言っていたのに、時間が押しちゃって。でもあとで近藤課長役の中条静夫さんが『舘さんが帰ったからここまで』と言ってくれたみたいで」と笑う。 そんな舘に柴田は「舘さんが悪いんじゃなくて、女性が舘さんを放っておかなかったから」とフォローすると「でも舘さんはとにかく優しくて懐が深いんです。その優しさとわがままさに振り回されてずっと付き合ってきました。大好きです」とラブコール。舘も「俳優人生のなかで、恭さまに『あぶない刑事』という作品で出会えたことは奇跡です。このシリーズでの僕の役割は土台。その上に建っている恭さまが『あぶない刑事』なんです」と『あぶない刑事』の象徴は柴田の軽やかさだと強調していた。(磯部正和)