中学生で自宅に借金取り 坂上忍「現実の方がよっぽどドラマ」14歳で個人事務所 「億」借金を完済
俳優の坂上忍が24日、NHK「ワルイコあつまれ」で、子ども記者からの質問に回答。子役時代は自宅前に常に借金取りが立っていたという日常を告白した。 この日はちびっ子記者が記者会見形式で芸能人に質問する名物コーナーを放送。ゲストは坂上だった。 坂上は児童劇団に入団していたことから子役として脚光を浴びた。「当時は児童劇団全盛で…」というと、ちびっ子達からは「なにそれ?」などの声が。すぐに坂上は「『なんですか、それは?』でしょう?」と言葉遣いを注意。ちびっ子もすぐに謝った。 そして「お父さんがギャンブル癖が。借金してでもギャンブルする人」だったと打ち明け、借金の金額は「億です」と即答。「ぶっちゃけ、中学校で授業が終わって家に帰ると、チンピラの人が2人ぐらいいて、『忍くん、お帰り』って。現実の方がよっぽどドラマっぽかった。大変なことになってるんだなって」と思っていたという。 「お母さんはなにをしていた?」と聞かれると「母は内職してスナックで働いて、終わったらスーパーの値札貼り。働き過ぎで倒れちゃうから、俺が稼ぐから兄貴は母についていてあげてって。14歳で個人事務所を設立した」と中学生で覚悟を決めて働き、結果10年以上かけて借金は完済したと振り返っていた。