物価上昇・買い物弱者…社会の課題解決めざす デリバリーサービスの社会実験 広島・呉
広島テレビ放送
デリバリーサービスを提供する企業が、物価上昇や買い物弱者の増加といった社会課題の解決をめざして、呉市である実証実験を始めました。 配達してもらいたいパンをアプリで注文。その価格にプラス料金はなく、店頭価格と変わりません。 デリバリーサービスの「ウォルト」は、デリバリー商品の価格を店頭と同じにする実証実験をきょうスタートしました。 参加するのは、呉市内のレストランやスーパーなど、およそ70の店舗です。 デリバリーサービスの商品価格は、それぞれの店舗が決めますが、一般的に、店頭価格より4割ほど高いといいます。 それを同じ価格にするという取り組みは、業界でも初めてです。 ■Wolt Japan(ウォルト ジャパン)遠間 隆平さん 「とどまるところを知らない物価高や、運転免許の自主返納で買い物を楽しみたいお客様がだんだんしにくくなっている現状を フードデリバリーが活用できることによって解決できないかと考え実証実験を行っています」 ウォルトでは、実験の効果を検証して今後のサービスにいかしていく予定です。 【2024年10月21日放送】