【福岡ボート・一般】【福岡ボート・一般】栗原直也 A級復帰へ勢いをつける
<21日・福岡ボート・3日目> 何とか望みをつないだ。3日目5Rで1号艇の栗原直也(32)=埼玉=は、4コースの青木玄太のまくりを食らい苦しい隊形となったが、何とか粘って2着は確保。ここで大敗を喫すると予選突破が絶望的になるところだったとあって、ベストではないがベターな結果で終わらせた。 機力は十分に戦えるレベル。「行き足が良くて、どの足も少しずついい。レース足が良くて、伸びでやられることもない」。7月に参戦した際にはAランクの73号機で大活躍したが、この時の調整が役立っている。「この48号機は73号機ほどは良くないけど、だったらこうかなという調整の方向性は立てやすい。あの時の経験が生きています」 当地はこれが3回目の参戦だが、今まで成績が悪かったためしがない。「一節目にFをしたけど、その後も成績をまとめられた。福岡はエンジンがいつも出るし、調整もレースも不思議と合う。いいイメージしかない」。これこそが目に見えぬ相性の良さだ。 だからこそ、今節も7月に続いて予選突破を決めたいところ。その〝先〟も見据えている。「優出したいので、いい枠で準優に乗りたい。上位着を狙っていきます」。予選突破のノルマは1走6点だが、1着の10点を奪えば準優は中枠に収まる可能性も。A級復帰へ勢いをつけるためにも、好相性の福岡で上昇気流に乗る。