太陽光発電と農業を両立「ソーラーシェアリング」大きく育ったサツマイモに「びっくらぽん」〈宮城〉
仙台放送
農地で作物を育てながら太陽光発電も行う「ソーラーシェアリング」と呼ばれる取り組みが宮城県東松島市で行われていて、2日、大きく育ったサツマイモの収穫が行われました。 東松島市赤井地区の畑に垂直に設置されたソーラーパネル。 平置きする従来のパネルに比べて農地に日光が当たりやすく、発電と農業を両立できる「ソーラーシェアリング」として注目されています。 畑にはサツマイモが植えられていて、東松島市内の高校に通う生徒たちが収穫を行いました。 生徒「でっかいのとかちっちゃいのとか採れて、本当になんか、びっくらぽん」「いま地球環境が問題になっているので、改善できるんじゃないかなと思いました」 この垂直式のソーラーパネルは去年3月、宮城県内に初めて設置されたということです。 運営する業者は今後も実証実験を重ねて「ソーラーシェアリング」の普及を進めていきたいとしています。
仙台放送