県内企業魅力知ろう 福島県が小中学生向けガイドブック 40社の取り組み紹介
県は県内企業の魅力を発信する小中学生向けガイドブックを作成した。1月30日、贈呈式が県庁で行われ、内堀雅雄知事が県内の児童生徒に冊子を贈り各企業の特長を紹介した。 ガイドブックは「感働!ふくしま」プロジェクトの一環として、小中学生に県内のさまざまな企業に理解を深めてもらい、人材確保につなげようと作った。県内40社の取り組みを掲載している。 贈呈式には、福島市の杉妻小4年の村上遼太朗さんと長沢歩美さん、福島一中1年の馬場莉央(りおう)さんと三浦咲優(さゆ)さんが出席した。4人はそれぞれ興味を持った企業を挙げ、「県内にいろんな会社があって驚いた」「自分たちの生活にたくさんの企業が関わっていると気付けた」などと感想を述べた。 内堀知事は各企業の取り組みを紹介し、「県内企業を含め、さまざまな仕事について知ってほしい。その上でそれぞれの進路や仕事について考えてもらえたらうれしい」と伝えた。
ガイドブックは順次、小中学校を通じて県内の小学4年生、中学1年生全員に1部ずつ贈られる。県雇用労政課のホームページからもダウンロードできる。