【写真：Getty Images】

　大谷翔平選手は昨季オフにロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル（約1078億円）の超大型契約を結び、メジャー史上最高額を更新した。それから1年しか経過していないにも関わらず、早くも抜かれる可能性が浮上している。米メディア『スポーツ・スナウト』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント（FA）になった26歳のフアン・ソト外野手は、今オフ最大の注目株となっている。激しい争奪戦が予想される中、最初に口火を切ったのはニューヨーク・メッツだという。米メディア『Z101デジタル』のエクトル・ゴメス記者は「元MLB選手のカルロス・バイエガによると、昨日ロサンゼルスで行われたメッツのソトへの最初のオファーは6億6000万ドル（約1018億円）だったそうだ」と伝えている。 　情報の出所であるバイエガ氏は、多くのヒスパニック系選手と深い繋がりがあり、信憑性もあるとの見解を米メディア『スポーツ・スカウト』が示した。会談はうまくいっているようだが、この最初のオファーで契約成立になる可能性は低いと見られている。同メディアは「噂によると、ソトが大谷よりも高額な契約を結ぶ場合、より長い契約期間になるという。したがって、最初の6億6000万ドルのオファーは、競合の球団も含めてスタートラインになる可能性がある。今後、メッツはそれを増額していくだろう」とし、最終的に15年総額7億500万ドル（約1087億円）になると予想している。