「テレ東　旅の日」トータル７時間ＳＰに出演する川村エミコ（左から）、太川陽介、出川哲朗

　テレビ東京開局６０周年特別企画で、同局の人気旅番組４本を７時間にわたり放送する「テレ東系　旅の日」（３月２０日）の会見が８日、都内で行われ、お笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコ（４４）、タレントの太川陽介（６５）、タレントの出川哲朗（６０）が出席した。 　鎌倉から伊勢神宮までの東海道を「ザキヤマの街道歩き旅」「大久保川村の温泉タオル集め旅」「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」「出川哲朗の充電させてもらえませんか？」の４番組をリレー形式で放送。それぞれが、撮影の苦労話を明かした。 　小田原から修善寺までの温泉施設のロゴ入り温泉タオル集めをした川村はタクシーを利用し温泉巡りをしたことを明かすや太川は「僕たちはバスがなかったら、歩くんだよ！。トータルで２日間で３０キロ歩きましたよ」と羨ましそうに言った。 　ただ、川村も温泉旅の大変さについて「伝わりづらいのは、１日に温泉に何回も入って出て、入って出て繰り返している。一番多い時は１０湯も入っていますよ」と入浴シーンの過酷さを明かした。バイクで旅する出川は「周囲から楽しそうと言われるというが、バイクはもう冬と夏は地獄なんです。季節がいいのは春と秋の４カ月ぐらいで、あとは地獄の乗り物です」といい、会場に笑いが起こった。 　７時間の旅番組は局内史上初という。伊藤隆行制作局長は「旅のテレ東と言うこともあって、６０周年に際してやったことのないことをやりたいということになった。テレビ番組の皆さんで力を合わせてゴールを切るような番組にしたい」とＰＲした。