PC・スマホから入館!“メタバース図書館”で貴重資料をアバターで体感 名古屋市
昨年11月、メタバース上にオープンした『NAGOYA メタバース図書館』。名古屋市図書館の開館100周年記念事業として、期間限定オープンしている空間で、館内ではアバターを操作して図書館探検や読書、ストーリーテリングを体験することができます。 同図書館は、過去・現代・未来を再現した3つの図書館で構成。昨年オープンした「現代の図書館」に続き、今年1月31日には、「過去の図書館」と「未来の図書館」がオープンしました。
『NAGOYA メタバース図書館』によると、「過去の図書館」内の「貴重資料のへや」では、和装本や地図、写真を見ることができる部屋を設置。さらに、鶴舞中央図書館が所蔵する貴重資料をアバターで体感することができます。また、100 年前の普通閲覧室を再現した「ASMR自習室」など、名古屋市の歴史を様々な形で学べるコンテンツが豊富に揃います。
「未来の図書館」では、好奇心を刺激するコンテンツが満載。「しらべものすごろく」では、すごろくで遊びながら、図書館での調べ物の方法について学ぶことができます。また、「デジタル お絵かき」では、アバターを動かすことで空間に絵を描くことができる仕掛けも。読書を通じて得た知識や想像力を、空間にて自由に表現することができます。
「未来の図書館」のイベントスペースでは様々なイベントも実施。2月には、5分間でオススメの本を紹介する「メタバースでバトろう!ビブリオバトル」や、プラネタリウムをイメージしたメタバース空間で、名古屋市科学館学芸員がプラネタリウムの歴史などについて解説する「メタバースで学ぼう!プラネタリウムの 100 年」が行われるなど、メタバースの特性を活かしたイベント内容にも注目です。 『NAGOYA メタバース図書館』は、メタバースプラットフォーム「Spatial」内特設ワールドにて、2024年3 月 31 日(日)まで開館。パソコンやスマートフォンから気軽に入館できる、新感覚の図書館で名古屋市の過去・現代・未来を体感してみては。