悲願の重賞初制覇を目指すタガノビューティー(昨年10月撮影、ユーザー提供：haru_さん)

　東京は土曜と同じく、芝ダートともに良となる。芝は高速決着。速い上がりを使える馬なら差しも可能だが、脚質を問わずロスなく運んだ方がいい。ダートは時計がかかっていて、差しが決まりやすい。どちらかといえば大型馬に分がある。 【写真】タガノビューティーこれまでの軌跡 　京都も土曜と同じく、芝ダートともに良。芝は明らかな外伸びで、馬群全体が外に行く傾向にある。直線でしっかりと脚を使える馬がいい。ダートは前々の決着が目立つ。 　小倉は日曜の午前中に少し雨が降る予報。馬場への影響はそこまで大きくなさそうだが、内側を中心に既に悪化しているので、パワーを要する馬場ではある。外差し優勢。ダートは土曜に限ると、小倉にしては差しも決まっていた。 【注目馬】 東京11R・タガノビューティー…先行タイプの上がり馬が人気を集めている一戦。しかしながら流れが速くなりそうなので、逆に実績十分の差し馬を狙いたい。本馬は東京ダ1400mがベストで、捌きやすい外目の枠もプラス。3連複の軸としての信頼度は高い。 京都11R・ルガル…外が伸びる馬場とはいえ、京都芝1200mの多頭数の7～8枠は相当不利になる。本馬は内寄りの2枠4番から、先団～中団の理想的なポジションを確保できそう。直線でもしっかりと脚を使えるので、大崩れは考えづらい。 小倉11R・タツリュウオー…このコースで3走前に現級2着の実績あり。外目の7枠15番も外差し馬場では大歓迎なので、ゴール前で一気に浮上しそう。