韓国との親善試合に向けて前日会見に出席した女子日本代表なでしこジャパン佐々木則夫監督代行（撮影・佐藤成）

　女子日本代表なでしこジャパンの佐々木則夫監督代行（女子委員長＝66）が25日、韓国との国際親善試合（26日、東京・国立競技場）に向けた前日会見に出席し、キャプテンについて言及した。 　パリオリンピック（五輪）後、初の活動。主将は置かず4日間の活動をこなしてきた。翌日の試合に向けて主将を誰にするのか問われると「ここ（国立）に来るバスの中で誰にしようかなと考えた」と明かしつつ「僕の腹は決まったんですけど、まだ交渉していません。今晩、しっかりと交渉と調整をさせていただきたいなと思っております。誰になるでしょうか。お楽しみください」と笑いを誘った。 　チームは17年1月からDF熊谷紗希（34＝ローマ）が主将を務めてきた。なでしこジャパンの主将に求める要素を聞かれると「あんまり言うと、この人ではないな、と見分けられる」とかわした上で「ヒントは、もちろん期待を込めた部分ですね」と世代交代をにおわせた。 　そして「誰だと思いますか？」と記者に逆質問し、会見席の目の前にあった缶ビールを手にし「当たったらキリンビール」とノリオ節で笑わせた。【佐藤成】