ベルフワイン移籍批判のオランダ代表指揮官、コリンチャンス加入迫るデパイには控えめ「二度と火傷するつもりはない」
オランダ代表のロナルド・クーマン監督はFWメンフィス・デパイ(30)のブラジル行きについて深く語らなかった。オランダ『Voetbal International』が伝えた。 アトレティコ・マドリーを去ってからフリーの状態が続くものの、ブラジルのコリンチャンス加入が有力と報じられているデパイ。UEFAネーションズリーグを戦う9月の代表戦には招集されず、7日のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦をスタンド観戦する姿も目撃された。 この試合でFWジョシュア・ザークツィーを最前線起用したクーマン監督は、1ゴール1アシストの活躍で先発起用に応えたストライカーを称賛すると同時に、10日のドイツ代表戦ではFWブライアン・ブロビー(アヤックス)を選択するとコメント。所属先が決まった後のデパイを含め、3名で争わせる意向のようだ。 「私は両方のストライカーを最初から見たいが、ジョシュアが今日先発し、ブライアンが火曜日に先発する理由は、主に対戦相手に関係するものだ。ドイツ戦では切り替えの部分で危険なプレーを望んでいる。2人とも見たいが、最終的には不動のストライカーが欲しい」 「彼(デパイ)がそこ(ロッカールーム)にいたのは素晴らしいことだ。なぜなら、彼はまだオランダ代表の一員だからだ。まだ所属クラブが決まっていないから、今はそこにいない」 また、デパイのコリンチャンス行きにも言及。先日、アル・イテハドへ移籍したFWステーフェン・ベルフワインについて批判的なコメントを残し、選手本人から「もうクーマン監督の下ではプレーしたくない」と返されていた指揮官は、慎重に言葉を選んだ。 「彼とはコンタクトを取っているが、二度とそういったことで指を火傷するつもりはない。そうなれば国中が私のことで持ちきりになってしまうだろう」 「ベルフワインについての発言に対する人々の反応を見ると、私はもう少し戦術的になる必要があるかもしれない。だが、それは私にはあまり合わないし、時には代償を払うこともある」 「メンフィスはコンディションを整えて試合に臨まなければならない。ブラジルのセリエAはレベルが高いと思うが、距離は遠い。そのリーグについてはまだあまり理解していない」
超WORLDサッカー!