「歌舞伎町は私の故郷」20歳で家なし&食事はサバ缶…限界ホス狂いが“頂き女子りりちゃん”になるまで【22日に判決】
■今、振り返って・・・「悪いことだって、当時は思わないようにしていた」 「家賃を滞納している」「親と縁を切るために手切れ金が必要」「アパレル会社を作って借金」・・・渡邊被告はこうしたありもしない経済的苦境を、色恋の言葉とともに語って男性たちから多額の金を集めた。冷静になった今、当時の行為を振り返ると… (渡邊被告) 「悪いことだって、当時は思わないようにしていた。担当に頑張って貢ぐことが素晴らしいことなんだと自分に言い聞かせて洗脳していた」 渡邊被告にとって、歌舞伎町はどんな場所なのか。本人に尋ねると・・・ 「歌舞伎町は私の故郷。辛いこともありすぎるけど、私を強く育ててくれた」。 検察側は「入れあげたホストの売り上げに貢献したいと、その原資を求めたもので、短絡的で身勝手極まりない。男性の恋愛感情につけ込んだ卑劣な犯行で、十分な計画性も認められるうえ、同種犯罪を助長した責任は重い」などとして、懲役13年と罰金1200万円を求刑。 一方、弁護側は「単なる遊興ではなく、存在意義を見い出すためにやっていたことで、ホストに利用された被害者的側面もある。全国に名を知られるなど社会的制裁も受けた」などとして寛大な処分を求めました。 判決は4月22日、名古屋地裁で言い渡されます。
CBCテレビ