『光る君へ』三浦翔平、呪いをかけるシーンの”怪演”で注目「体力、気力、神経全て、命のエネルギーを使い切った」【ネタバレ注意】
NHK大河ドラマ『光る君へ』で俳優三浦翔平(36)が演じる藤原伊周が13日放送の第39回「とだえぬ絆」で36歳の生涯を閉じて退場した。 ◆『光る君へ』金田哲、秋山竜次とツーショットが「昭和感あって」【写真】 伊周は3月17日放送の第11回「まどう心」で登場。最初は優美な雰囲気をまとった魅力的なキャラクターだったが、「長徳の変」をきっかけにどんどん闇へと落ちていった。叔父・藤原道長(柄本佑)への恨みを募らせて、ここ最近は呪詛(じゅそ)シーンの鬼気迫る”怪演”で注目されていた。 難役をやりきった三浦は「きらびやかな若かりしころからの落差、特に没落してからの芝居は、想像よりも非常にしんどかったです。体力、気力、神経全て、命のエネルギーを使い切りました。家族が一人、また一人いなくなっていくごとに伊周に辛い影を落とすことになっていき、呪詛することが唯一のよりどころになってしまった常軌を逸した伊周を、全力で演じる事ができたので、役者として楽しかったです」とコメント。 視聴者に向けては「伊周様は、ひと足先にお隠れになりましたが、まだまだ『光る君へ』の世界は続いていきますので、ぜひ最後までお楽しみください」と呼びかけた。
中日スポーツ