早期解散ならデジタル戦略が争点 立民枝野氏、マイナ問題で
立憲民主党の枝野幸男前代表は11日、金沢市で講演し、岸田文雄首相が早期の衆院解散に踏み切った場合、政府のデジタル戦略が衆院選の争点になり得るとの認識を示した。マイナンバーカードを巡る相次ぐトラブルを踏まえ「皆さんの暮らしに関わる。役所の負担を増やし、国民には逆に不便にしている。そこをしっかりと訴えることが大事だ」と述べた。 枝野氏「他の野党の力を借りて勝とうとしているという見え方では勝負にならない」
衆院解散の時期に関しては「(首相が)河野太郎デジタル相を更迭するなどすれば、早期解散だ」と指摘。選挙に向けて「大事なのは立民として何を目指すかの独自性を出すことだ」とも語った。