著名芸能人に噛みつく粗品が「あれはコント」と言った真意 業界からは「プロレスと言わないのが高評価」
「急なフォロー」は間違い?
プロレスには嘘というニュアンスがあるのは先に触れた通りだが、コントのほうはお笑い芸人にとって“ガチ”を意味する。 「SNSを見ると粗品さんがコントという言葉を使ったにもかかわらず、間違ってプロレス的なニュアンスに解釈してしまい、『今になって嘘でしたという弁解はカッコ悪い』と批判している投稿がかなりあります。この批判は率直に言って、我々から見れば間違っています。粗品さんは『これまで様々な芸能人にケンカトークを仕掛けてきたが、それは全て“ガチのコント”であり、きちんとネタにしてエンタメに昇華しているのだ』と胸を張ったのです。そのためにテレビ業界では『すごいな粗品』、『斬新』、『やっぱり面白い』と評価する声が多いのです」(同・ディレクター) 一部のメディアは「急なフォロー」を粗品が行ったと報じたが、これでは攻撃的な言説を粗品が撤回したことになってしまう。実際は逆で、粗品は「本気のコントだ。文句あるのか」と宣言したに等しい。むしろ批判するなら“居直り”と指摘すべきだろう。 もちろんXの投稿が全て間違っているというわけではない。粗品の真意を理解した上で、なおかつ反論も行ったポストを最後にご紹介しよう。 《えーと粗品大先生は宮迫をイジるのが面白いと思ってあのコントをしたわけですよね。で、コントだと理解できない人がマジになって炎上させてると。自分の動画を見返した事がないのかなー。あのイジりで面白いところありましたか? 粗品大先生の笑いを理解できる高尚な人なら笑えるんでしょうね》(註:改行を省略し、句読点を補うなどの変更を行った)
デイリー新潮編集部
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