田中圭“宏樹”への暴露で修羅場不可避…恒松祐里“真琴”の言動に震撼<わたしの宝物>
松本若菜が主演を務めるドラマ「わたしの宝物」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第5話が11月14日に放送された。前回放送後の予告で「修羅場が始まる」とあった展開。美羽(松本)に「親友」だと言っていたはずの真琴(恒松祐里)の言動に驚かされるばかりだった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】仕事で対面した宏樹(田中圭)と冬月(深澤辰哉) ■男女3人のもつれあう感情を描く“ひりつく大人の恋愛ドラマ” 本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って生んで育てる「托卵(たくらん)」を題材にした、ひりつく大人の恋愛ドラマ。大切な宝物を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く。 托卵という禁断の選択をする主人公・美羽を松本、美羽の夫で大手商社に勤める優秀な会社員だが家庭では美羽にキツく当たり、モラハラまがいの発言をたびたび浴びせている神崎宏樹を田中圭、美羽の中学生のころの幼なじみで、学生時代からお互いに思いを寄せていた冬月稜を深澤辰哉(Snow Man)が演じる。 ■“親友”であるはずの美羽を試す真琴 美羽と冬月が抱き合っているところを目撃してしまった真琴。2人にとって関係を断つときで思いがあふれてのことだったが、公の場でそうしてしまったことは軽薄だったともいえる。 真琴は、まず美羽が話してくれることを待った。「私、美羽さんのこと信じてますから。ちゃんと話してくれるって」。ここで美羽が冬月とのことを明かしていたら違っていただろうか。 次に真琴は美羽を自分が経営する雑貨店で働くように誘う。その本心は「確かめたいこともある」だった。真琴は、以前フェアトレードコーヒーの営業をしてきた冬月を呼び出し、わざと娘の栞と出勤してきた美羽と会わせた。栞のことを「誰に似たのかなぁ」と言ったのは、第3話で栞に初めて対面した時に「パパにはあまり似てないかも」と言っていたことにつながっているようだ。 そして、冬月に栞を強引に抱かせようとして、美羽はたまらず「やめて」と割って入った。そのときの真琴の表情は、ゾッとするほど冷たいものに変わっていた。 ■真琴が「勘」で宏樹に重大なことも暴露する 真琴から連絡を受けた宏樹は、「誰にも見られないところがいい」と言われたことで、最近の心のよりどころとなっている浅岡(北村一輝)の喫茶店で会うことに。 真琴はずっと誰にも言わないと決めていたはずの「ずっと宏樹さんのこと好きでした」という告白から、「だから私、美羽さんのことが許せない!」と、不倫していると暴露した。さらに、「女の勘」いや「母親の勘」としながら、娘の栞が不義の子である暗示も。 親友だと思っていた美羽が何も話してくれない事。加えて、美羽の母の「夫婦でいられるのって実は奇跡よね」という言葉、宏樹の「いまが一番幸せ」という言葉。それらすべてが折り重なったゆえの言動。けれども自分の離婚原因でもある不倫を憎む真琴の行き過ぎた正義というのであれば、宏樹に告白したのはそれこそ行き過ぎではないだろうか。 気を遣って席を外していた浅岡が「女の嫉妬だよ」と諭したが、まさにそう感じるところだった。美羽を信じていて、親友というのであれば、なぜ美羽に直接突きつけなかったのかという点があるからだ。ただ、浅岡が続けた「だから白黒つけなくていいんだよ」という言葉は宏樹の心には届かなかったようで、このあと宏樹の心の中で壮絶な“修羅場”が繰り広げられることになる。 視聴者からも「真琴ちゃん怖い」「真琴、勘でそこまで言ったらダメでしょ」「ありえない」「真琴ちゃんはやりすぎ」「それでも親友?」「全てが自分本位すぎて1ミリも寄り添えない」「真琴さんの勘が全部合ってるのが今日の一番怖いところかもしれない」といった感想が上がり、タイトルが日本トレンド1位になるのみならず世界トレンドにもランクインする反響となった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部