水を差されたのか、びっくり水か?【川口和久のスクリューボール】
コロナで水を差された?
フライをお見合いした藤原。球を目で追い切れていない
選手、スタッフ、コーチの陽性者11人で、ロッテが千葉市からクラスター認定をされた。今季、俺も解説の仕事でZOZOマリンには何回も行っているけど、他球場同様、厳重な策が取られていた。それでも起こるのが、新型コロナの怖さ。あらためてコロナ禍というのは他人事じゃないと感じた。 ロッテは角中勝也、荻野貴司ら主力が大量離脱し、10月4日の西武戦(ZOZOマリン)で起用した野手の約半数がいなくなったことになる。無症状者も多いようだが、まずはしっかり治して一日も早く復帰してほしいと思う。 井口資仁監督にしたら、アントニオ猪木さんから往復ビンタを食らったようなものだろう。ただ、マーティン、安田尚憲、井上晴哉ら打線の核は残っているし、投手陣は、それほど痛手はないはずだ。ようやく固まった唐川侑己、澤村拓一、益田直也の勝利の方程式も欠けていないし、戦い方が大きく変わることはないだろう(要は、相変わらず、打てない中で粘っていくしかない、ということだが)。 今年、俺は順位予想でロッテを上位には挙げていたが、・・・
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週刊ベースボール