【中山金杯】叩き2戦目エピファニーは初騎乗の鞍上がカギ!
中山金杯 エピファニー 宮田敬介調教師 ――前走のチャレンジカップは4着でした。レース内容を振り返ってください。 宮田調教師(以下、宮):2走前のケフェウスステークスをすごく良い形で勝たせてもらいましたし、同じ舞台ということで期待を持っていました。 良い雰囲気で臨めたと思いますが、結果的にはケフェウスの後の休みが長かったこともあって、緩さが取り切れないなかでの競馬になってしまったかと思います。ケフェウスのときほどペースが流れなかったことも影響したかと思います。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 宮:レース後はノーザンファーム天栄へ2週間ほど短期放牧に出して、中山金杯を目標に帰厩しました。暑さの厳しかったケフェウスの頃と比べて、今は涼しくなって体に少し余裕がある感じなので、それを踏まえてしっかり乗り込んでいます。 ――12/28(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 宮:1週前でしっかり負荷をかけようということで、全体時計が64.3で終いが11.5と、この馬にとって自己ベストのタイムで走れていました。馬の息も上がっていましたし、これでもう一段階状態が上向いてくると思います。 ――中山2000に対してのコース適性については、どのような見通しを。 宮:中山2000自体は未経験ですが、中山1800で良い競馬をしていますし阪神2000でも結果を出しているので、小回りの2000は力を出せる舞台だと思います。 今回は短期免許で来日するピーヒュレク騎手が騎乗する予定です。少し乗り難しいところのある馬なので、ペースや展開が上手く噛み合うかどうかが重要になると思っています。 ――2024年最初の重賞です。レースへの意気込みをお願いします。 宮:前走は負けはしましたが、内が綺麗な開幕週の馬場で外々を回りながら見せ場タップリの競馬は出来ました。もう重賞タイトルに手が届くところにきていると思いますし、ここで良い結果を出して今年の飛躍のキッカケになればと期待しています。
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