中国籍外部スタッフ、待遇不満か NHKラジオ国際放送問題
NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで中国籍の外部スタッフが、沖縄県・尖閣諸島を「中国の領土」などと原稿にはない発言をした問題で、このスタッフが待遇面の不満を漏らしていたことが30日、関係者への取材で分かった。 NHK側も同様の情報を把握しており、同局関係者は「待遇について議論していた」としている。NHK側は問題発生後、スタッフから聞き取りができておらず、動機は不明だが、発言の一因になった可能性はある。 スタッフは40代男性で2002年からNHKの業務委託を受け、18年からは関連団体と業務委託契約を結んでいた。