道行く人が思わず立ち止まる「ナチュラル&大人カワイイ春の花」一年草・多年草4選
各地で桜の花が咲き、いよいよ春本番。本格的なガーデニングシーズンが始まります。 今年こそ、色とりどりの花々で彩られたガーデンや花壇を作ってみたいと思っている方も多いはず。 【写真5枚】繊細で野趣あふれるセイヨウオダマキ。通る人が思わず足を止める春の花。2枚目以降の写真でじっくり紹介します。 今回は、いわゆる定番花ではないものの、可愛らしく繊細で洗練された花々を参考価格とともにご紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「春の多年草・一年草」
・ヤグルマギク ・エボルブルス(アメリカンブルー) ・セイヨウオダマキ ・リナリア 道行く人が「思わず足を止めたくなるような」フォトジェニックで美しい庭。お気に入りの花を見つけてスタイリッシュな春ガーデンを作ってみませんか? 次では、野趣あふれる繊細なたたずまいのある花をじっくり紹介します。どれも「定番花ではないけれど存在感は主役級」。お庭に迎えたくなること間違いなし!
野趣あふれ繊細なたたずまい「春に咲く大人カワイイ一年草・多年草」
●ヤグルマギク ・学名:Centaurea cyanus ・科名:キク科 ・形態:一年草 「繊細」「優美」「優雅」などの花言葉がふさわしい存在感のヤグルマギク。ドイツやエストニアの国花になっており、特にドイツでは“皇帝の花”と呼ばれています。 さわやかなブルーが印象的ですがピンクやホワイト、ダークレッドなどのカラーもあり、品種も豊富。花壇やガーデンを彩ってくれるのはもちろん、切り花として楽しんでもステキ。 乾燥しても色褪せないのでドライフラワーとしても利用されています。 場所を選ばず育てやすいので初心者向き。比較的大きな種で発芽しやすいので、花壇などに直まきもできます。 ※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗) ●エボルブルス(アメリカンブルー) ・学名:Evolvulus pilosus ・科名:ヒルガオ科 ・形態:一年草、多年草 アメリカンブルーの別名でも親しまれているエボルブルスはアメリカ原産。爽やかな青い小花を次から次へといくつも咲かせる様子は、まさに「あふれる想い」というロマンティックな花言葉にぴったり。 旺盛に生長するので長く花を楽しめ、夏の間はその清々しいカラーで涼し気な雰囲気を演出してくれるでしょう。花壇の縁取り、ハンギングバスケットのほか、グラウンドカバーとしても利用できます。 春から初夏に苗が流通します。株元を埋めるようにやや深めに植えましょう。花は枝の先のほうに咲きます。摘心や切り戻しをするとたくさんの花を咲かせてくれます。 ※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗) ●セイヨウオダマキ ・学名:Aquilegia ・科名:キンポウゲ科 ・形態:多年草 花色も花姿もバリエーション豊富なセイヨウオダマキ。パープル、ピンク、ホワイト、ブルー、イエローのほかブラウンやブラックなどの珍しいカラーもあります。 花の形はデコラティブで繊細なように見えますが、意外と丈夫で育てやすく種から育てられる宿根草で数年間楽しめます。こぼれ種でもよく増えます。 あまり日当たりのよくない場所でもよく育ち、シェードガーデニングでも存在感を発揮してくれます。高温多湿に弱く、夏は暑さで弱ることがあるので、風通しのよい明るい日陰で育てましょう。 ※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗) ●リナリア ・学名:Linaria ・科名:オオバコ科 ・形態:多年草、一年草 パステルカラーの花が穂のように集まって咲く姿がキュートなリナリア。ひらひらとした花びらが春風に揺れる様子がとってもフォトジェニックです。 繊細そうに見えますがとても丈夫な性質を持ち、茎が倒れてしまってもその茎からわき芽が伸びてたくさんの花を咲かせてくれます。 風通し、水はけのよい場所で育てます。明るめの半日陰でも大丈夫ですが、暗すぎる場所では花つきが悪くなるので注意しましょう。 ※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)
まとめ
チューリップやパンジーなど誰もが知っている春の定番花以外にも、主役級にカワイイ花はまだまだたくさん。 今回はあえて大人っぽく洗練されていながらかわいらしい花々をご紹介してみました。この週末のひとときは、園芸店やホームセンターで花苗選びをしてみませんか? 道行く人が思わず足を止めたくなるようなフォトジェニックな春ガーデンが完成したら嬉しいですね。
LIMO編集部