人権を巡る問題や身近に潜む差別などについて高校生たちが意見を交わしました。 「高校生ちゅらマナーアップフォーラム」は県内の高校生が直面する問題などについて討論する場で、人権をテーマした今回はおよそ３００人が参加しました。 登壇した生徒を中心に、権利が侵害されていると感じる場面や周囲の人を尊重するために必要な心掛けなどについて意見が交わされました。 登壇した高校生「お父さんがアメリカ人で、職業は何ですかって聞かれて、（父は）米軍やってましたって言ったときに言われたことがあるのは、『やーのお父は人殺しか？』って言われたんですよ。そうとう傷ついたんですよ」 参加した高校生「私は生まれつき障がいを持っていて悪気で生まれてきた者ではない、そして特別扱いしてほしい訳でもない、それを皆に知ってほしい」 差別をなくすには互いの違いを認めあう必要があると意見があがるなど、生徒たちは活発な議論を通じて人権への理解を深めている様子でした。