（写真：愛媛朝日テレビ）

１０月に入ったものの、１日の県内は真夏日になったところもありました。 【川上夏子アナ】 「松山市内は、日陰にいると風が心地よく過ごしやすいんですが、一歩日なたに出ると肌がジリジリと焼かれているような感覚です。１０月とはいえ、まだ暑いです」 １日の県内は高気圧に覆われて気温がぐんぐん上昇し、愛南町御荘では３２．３℃と８月中旬並みの暑さとなりました。 真夏日となったのは８つの観測地点で、松山は真夏日一歩手前の２９．５℃でした。 松山地方気象台によりますと、今年９月の１カ月間の平均気温は、松山で２８℃、宇和島で２７．３℃など、県内すべての観測地点で平年より２．６℃から３．４℃高くなり、いずれも１８９０年の観測以来、最も暑い９月となりました。 この要因は太平洋高気圧が例年にくらべ強い勢力を維持したことで、県内にあたたかい空気が流れ込みやすかったためだということです。 今後も２週間程度は気温が平年よりかなり高い状況が続く見通しだということで、日中に秋を感じるのはまだ先のようです。