愛子さまの美しさに学ぶ、 実は美において最も重要なこと【齋藤 薫】
パラダイムシフトの今、「美の価値観」を刷新し続けてきた美容ジャーナリスト齋藤 薫さんが、注目したいある視点をピックアップします。 【写真】どんどん美しく進化される愛子さま
初めて目にする種類の美しさ
「こういう種類の美しさは何か初めて見た気がする」 興奮気味にそう言ったのは、これまでたくさんの美しい女優やモデルを撮影してきたベテランのカメラマン。最近の愛子さまの会見やインタビュー画像を見て、率直に驚いたというのです。 見たことのない美しさ……確かに、成人した愛子さまの美しさには、大人になって見違えたというレベルではない、ちょっとただならぬものを感じている人がきっと少なくないはずなのです。 何がどう“ただならない”のか? 結論から言うならば、口元の温かい品格。これが言葉を発するたびに、ふわりと溢れ出てくることに、目を見張る人が多いということ。 おそらく誰もが感じているはずなのは、愛子さまが話されている姿を見ていると、 それだけで何とも心地よい多幸感が訪れること。それ自体、圧倒的な好感度の高さを意味しているわけですが、その発露となっているのが愛子さまの口元。笑顔の時も話している時も、その口元の美しさにハッとさせられ、気がつくと癒やされているはずなのです。
目元美人よりも口元美人がより美人?
知っていたでしょうか。そもそも口元は、その人が美しいかどうかを決める最も重要なパーツであること。まず顔の造作の仕組みから言って、目元美人よりも口元美人の方がより美人に見えるということがわかっています。ただそれを裏付ける上で、とても大切なのがその役割……。 口元は、呼吸をし、モノを食べ、物事を伝えるという、生きていく上でのライフライン、命綱とも言える場所。だからこそそこに、人間の品性というものがそっくり現れてしまうということ。そして品性=清潔感と言ってもよく、さらに言えば清潔感=端正美。だからこそ口元美人が最も美人という法則が生まれるのです。 もちろん口元が美しい人はたくさんいるけれど、何かさらにその上を行く品格を感じさせるとなると、やはり美しい言葉を美しく話す人に限られる。しかも、冷たい品格ではなくあくまでも温かみのある品格ならば、それを私たちは、目でも耳でもどこまでも心地よく感じ、幸せを得ることができるのです。 そういう意味で、文字通りの温かみのある品格を持つ愛子さまは、ある意味若くして別格の存在になったと言えるのではないでしょうか。