20人がウオーキングに汗 スポーツうべたん始まる、収穫体験も【宇部】
宇部市スポーツコミッション(長谷亮佑会長)主催の「スポーツうべたん2024春」が2日から始まった。最初のプログラムとして収穫体験がセットになった「二俣瀬のんびり散策」が二俣瀬ふれあいセンター周辺で開かれ、20人がウオーキングやイチゴ狩りで地域の魅力に触れ、気持ちのいい汗を流した。 スポーツうべたんは、宇部とスポーツをもっと好きになってもらおうと2018年に始まった。春と秋の年2回あり、今回のプログラムは6月19日までに、観光を組み合わせた全12回を予定している。 参加者は同ふれあいセンターで準備体操をして体を温め、同コミッションの平本貴法さんを先頭に永山本家酒造場や桜が咲き始めた桜づつみ公園を通り、1・6㌔先の山田ファームまで歩いた。 同ファームでは、山田忠信農場長(78)から甘みが強いイチゴ「あまえくぼ」の収穫方法や特徴の説明を聞き、作業に取り掛かった。ビニールハウスで育ったイチゴを箱いっぱいに詰め、時には旬の味を堪能。タマネギ、ダイコン、アスパラガスの収穫も体験した。 家族4人で参加した岸蓮太郎君(新川小4年)は「イチゴはしっかりと熟していていつも食べているものより甘く感じた。家で収穫した食材を使った料理を振る舞いたい」と話し、今後のプログラムにも参加する意欲を見せた。