『1st藤岡ファミリーファンミーティング2024』で家族愛に触れる!
俳優、藤岡弘、と長男の俳優 藤岡真威人(20)、長女の女優 天翔愛(22)、次女の女優でアーティスト 天翔天音(19)、三女の女優でモデル 藤岡舞衣(16)が6月29日(土)、東京・渋谷のストリームホールで5人勢ぞろいの初のファンミーティングを開催、公式レポートが到着した。 【関連画像】ファンミーティングやステージ裏の様子を見る(写真40点) イベントは藤岡弘、のトークショーと、天翔愛・藤岡真威人・天翔天音・藤岡舞衣のステージの2部構成。 まずは藤岡弘、の代表作『仮面ライダー』より『レッツゴー!!ライダーキック2006』を歌いながらの登場に、観客のボルテージが一気に盛り上がり会場がどよめいた。 藤岡は「仮面ライダーの放送開始からあっという間の53年、今年芸能生活60周年になりました。皆さんのおかげで生かされて現在があると思っています」と始まり、ファンからの要望も多かったCM出演の歴史から、藤岡弘、出演のCMの中でも、主題歌が大ヒットするなどの記録を残し、いまだに根強いファンが多く残る伝説の1997年のCM「せがた三四郎」シリーズの映像を上映し、当時、身体を張って、瓦を額で割ったりなど、実際に自ら全てのアクションを演じた経験などをトークした。長男・真威人のCMデビュー作となった20212年SEGA60周年の「セガ知ろう」の第3作目で再び、せがた三四郎として出演した際の親子共演時の想いについても語った。 また、プライベートで行っているボランティア活動で世界各地の紛争地や難民キャンプ地を訪れた経験についても語った。藤岡は、「毎回世界の紛争地域のボランティアに訪れるときは母に向けて遺書を残し、何かあったら自己責任という、それくらいの覚悟でいた」と当時の想いを語り、支援物資を届けると共に、友情の種を蒔きたい、と真剣切りの演武などを通して、文化交流、心情交流もしてきた歴史をふり返った。また、そこで触れ合った子供たちの姿を見て「子供は未来の宝である」と感じたことから、この日会場に訪れていた小さな子どもたちに向けてのメッセージもおくった。 一部の最後には2006年発売のCDアルバム『愛こそすべて 合掌、』より家族への愛を込めて藤岡弘、自身も詩を考案した『愛を灯そう』を歌唱し、1部の幕を閉じた。 第2部は、天翔愛・藤岡真威人、天翔天音、藤岡舞衣の4人の子供たちのパフォーマンス中心の編成。 冒頭に長男・藤岡真威人が袴姿で登場。父・藤岡弘、の「武士道」CDアルバム『愛こそすべて 合掌、』に収録されているナレーションに合わせ、力強く杖術を披露した。 その後、天翔愛・天翔天音・藤岡舞衣の三姉妹が、70年代アイドル風の衣装とキュートなダンスで松任谷由実さんの『ルージュの伝言』を生演奏とともに披露し、会場が沸き立った。 そして、昭和歌謡の好きな長女天翔愛が、岩崎宏美さんの代表曲『聖母たちのララバイ』を歌唱し、会場の雰囲気一変させ、観客も懐かしい名曲に酔いしれた。 3女の藤岡舞衣は、兄弟きっての大のジブリ好き! 映画『ゲド戦記』より『テルーの唄』の朗読&歌唱。癒しのボイスとしても大人気だが、初の朗読と歌唱披露で、美しい映像と共に、透明感のある癒しの声で会場を優しく包み込んだ。 天翔天音は、ディズニー映画『シンデレラ』より『これが恋かしら』・『夢をひそかに』を披露、まるで映画から飛び出したプリンセスのような可憐さから、一転、早着替えをし、クールでエネルギー溢れる、キレのある美しいダンスパフォーマンスでLE SSERAFIM『FERLESS』に合わせてダンスを披露し、会場のファンをあっ!と驚かせた。初歌唱披露と、初ダンス披露となり、ファンが目が離せない時間となった。 長男 藤岡真威人は、大の音楽好き。星野源さんの『SUN』・スピッツの『チェリー』の2曲をギターを手に生歌唱&生演奏。日頃の多忙なスケジュールの中、練習不足と言いながらも、武道で見せた凛々しい表情から一変し、音楽にのりのりで、爽やかな笑顔で会場を盛り上げた。 さらに再び登場した愛が、自身のデビュー作でありジュリエット役で初主演したミュージカル『ロミオ&ジュリエット』より『バルコニー』、ミュージカル『ファントム』より『HOME』、ミュージカル『オペラ座の怪人』より『think of me』をメドレーで披露。『ロミオ&ジュリエット』は、大好きな作品。 『ファントム』のクリスティーヌ役はいつかきっと演じてみたい! という目標があるそう。 観客の皆さんに、寄り添える歌声を届けたいと願う愛は、可憐に、そして力強く声を響かせ会場を魅了した。 3姉妹により、日頃から藤岡が毎日作るアボガドをベースとした健康スムージーの写真が公開されたり、父のこだわりエピソードが出てくると、ステージ袖から藤岡が照れ笑いを浮かべながら「聞いていると何でも話されてしまうみたいで、心配ででてきてしまったよ。」と照れ笑いしながら登場。会場は、爆笑で沸き返った。 その他にも4兄弟による抽選会や、クイズコーナー、じゃんけん大会や、会場のファンとの質疑応答など、楽しい企画が目白押しで、初めて尽くしのフレッシュなファンとの交流の時間となった。 最後には藤岡弘、がこちらも自身が作詞した『男の世界』を当時のミュージックビデオとともに披露、ミュージックビデオには3歳だった幼かった真威人も映し出されていたことが公開された。さらに、曲の途中から4人の子供達も登場しともに歌唱、会場は感動の渦に包まれた。 藤岡は「この子たちが成長できるまでは、心臓が止まらないように頑張らなきゃ」と気合を入れ、「ここからがスタート。子供たちが成長できるように支えていけたら、と思っております。多くの人に夢や希望や感動や喜びを与えられるようになってほしいと思います」と思いを込めた。 「本日は本当に皆様にお会いできて嬉しかったです。本当にありがとうございました!」 「さあ、レッツゴー!!」という掛け声と共に、最後は5人全員、会場が一体となり、『レッツゴー!ライダーキック!』を合唱。再会を約束し、高揚した雰囲気の中、フィナーレとなった。
アニメージュプラス 編集部