「コーチ」がNYを一望する高架から伝える 「自分らしさ」と「サステナビリティ」でつくる新しいラグジュアリーの感性
随所に見えるサステナビリティへのコミット
コレクションはクラシカルなテーラードジャケットやコート、チノパンなど、アメリカン クラシックを基調に古着やストリート、ヘビーメタルなど、カウンターカルチャーを取り入れつつカジュアルピースをミックスしたルックが出そろった。それぞれのアイテムには、「コーチ」が近年注力しているサステナビリティへのコミットメントも落とし込まれている。“ソーホー”スニーカーのアッパー部分には再生レザーを使用。アップサイクルレザーで仕立てたジャケットもおなじみになってきた。今シーズンも、これまで愛用してきたアイテムに新たな命を吹き込む"RE-LOVING”に焦点を当てている。ジーンズやアビエータージャケットは再生素材を使用して新たに生まれ変わったものだ。
新世代の解釈を通して生み出されたラグジュアリーの新たな概念の中には、不要になったものに命を吹き込み再利用するというものがある。一つ一つのアイテムを愛おしみ、経年変化も楽しんで使っていくという考えは、「コーチ」の取り組みも推進力となって「新しいラグジュアリー」として定着してきている。