日本海で低気圧発達 隠岐で最大瞬間風速31.6mなど“台風並み”強風吹き荒れる(島根)
山陰中央テレビ
16日の山陰地方は、島根県を中心に台風並みの荒れた天気に見舞われました。天気が急変し気温も急降下、日中の気温はきのうに比べ10℃以上低く3月並みの寒さになりました。 朝の松江市の宍道湖岸…。 嶋村采音アナウンサー 「午前9時半ごろの松江市です。東の空は晴れているのですが、西の空は曇っていて雨が降っています。立っているのも難しいくらい風が強く吹き付けています これは低気圧が発達しながら日本海を進んだためで、西から天気が急変。強風を伴って雨が降りました。夕方までに観測された最大瞬間風速は、ここ松江で22.4メートル。隠岐・西郷では全国で最も強い31.6メートルと台風並みの強風となりました。 出雲空港では、着陸間際の飛行機が風にあおられる様子も・・・。 出雲空港を発着する羽田・福岡便に遅れが出たほか、隠岐空港を発着する大阪便が欠航しました。 また海上のしけの影響で隠岐汽船のフェリー、高速船全便が欠航。 JRでは、特急・普通合わせて8本が部分運休しました。 この荒れた天気によって、15日とは打って変わって気温が急降下。松江を訪れていた観光客は…。 観光客 「朝は晴れていたので油断しました」 「季節外れというか予想外です」 山陰地方の上空に、この時期としては強い寒気が流れ込んだためで、午後1時の気温は松江で12.4℃、夏日を記録したきのうと比べ10℃以上も低く、3月に逆戻りしたような寒さです。 嶋村采音アナウンサー 「午後3時の松江市です。雨はやみましたが、上着を着ていないと肌寒いです」 この荒れた天気は今夜までで、17日は天気が回復し晴れる見込みです。
山陰中央テレビ