笑顔のラポルタ会長（ロイター）

　スペイン1部バルセロナが米大手スポーツメーカー「ナイキ」と年間1億2000万ユーロ（約196億8000万円）の10年契約を締結することになりそうだ。 　スペイン紙「マルカ」によると、バルセロナは1998年からユニホームなど、サプライヤー契約を結ぶナイキとの契約更新を前にプーマから好条件のオファーを受けて検討を重ねてきた。しかし再びナイキとタッグを組むことになるという。この件にジョアン・ラポルタ会長は「私たちは世界で最高の契約が得られると確信しています」とコメントした。 　バルセロナはナイキとの新契約により、年間8500万ユーロ（約139億4000万円）＋変動2000万ユーロ（約32億8000万円）から年間1億2000万ユーロ（約196億8000万円）の収入増となる。契約が正式に締結されれば、1億ユーロ（約164億円）のボーナスが発生。成果契約についても調整中で「すでにかなり近づいている」とし、今後の10年間の総額は13億ユーロ（2132億円）になる見込みだ。 　同紙は「現時点で交渉は非常に進んでおり、大きなサプライズがない限り、この新しい契約が締結される予定」と伝えていた。