古都奈良・若草山の麓に佇む全5室のオーベルジュ 「VILLA COMMUNICO」 が開業
1ツ星を獲得したリストランテ「communico」のオーナーシェフ堀田大樹によるガストロノミー・オーベルジュ
株式会社narrativeは、奈良県奈良市の奈良公園内、若草山山麓に、全5室のオーベルジュ「VILLA COMMUNICO (ヴィラ コムニコ)」 を、2024年9月12日(木)にオープンする。開業に先がけ、9月9日(月)に、オープニングレセプション&メディア関係者向け内覧会も開催される。 「VILLA COMMUNICO」 は、2022年および2023年ミシュラン奈良特別版で1ツ星を獲得したリストランテ 「communico」 のオーナーシェフ堀田大樹によるガストロノミー・オーベルジュ。2018年からおよそ6年間、多くのお客様に愛された東生駒から移転し、新しいスタイルに取り組む。 「VILLA COMMUNICO」 は奈良県奈良市の奈良公園内に位置し、自然を構成する5つのエレメント、火 (ignis)・水 (aqua)・土 (solo)・風 (ventus)・木 (lignum) をコンセプトとした客室と、大正時代の歴史的な意匠を感じるラウンジから構成されている。 春夏秋冬、四季の移り変わりを感じる若草山の山麓を借景に、古都に暮れゆく夕日を望み、若草山にかがやく朝日で目覚める。滞在の中心となるのは、オープンキッチンが主役のレストラン。若草山の山焼きに着想を得たオーダーメイドの薪台を構え、原始的な薪火を熱源に料理が仕上げられていく。内装については料理の世界観にしっかりと向き合えるよう、できるだけ不必要な装飾を排除した空間を目指したという。 堀田シェフによると、奈良の各地を訪れ、地元の生産者とのつながりを深めることで出会う厳選されたローカルな食材を使用し、歴史と文化を感じながら楽しむことができる最高品質の料理の提供を目指すという。また、発酵や熟成といった技法を積極的に活用し、奈良の文化をまとった空間で、未来に残したい奈良の郷土料理を表現したいとしている。
VILLA COMMUNICO オーナーシェフ 堀田大樹より
生まれ育った奈良の地で、料理人としてどのように生きて行くのか、またどのように社会貢献していけるのか、というのがこの数年来のテーマでした。 2018年、奈良・東生駒でcommunicoという小さなレストランを開業してからの5年間、コロナ禍を経て、なんとか続けることができたのも、いつの日か奈良の食文化の更なる向上の一翼を担えるような、そんな組織作りをしたいという想いがあったからに他なりません。 私は今年で42歳になります。現代の料理人は職人、アーティスト、デザイナー等、クリエイターとしてあらゆる資質を問われる職業であり、その最前線で活動を続けていく難しさも感じています。 またこれからの奈良の食文化を担い、発展させていく、若い才能の育成も重要な課題です。 料理人として「食の世界」に携わることは、自身のライフワークとして生涯続いていくと確信しています。若草山の麓でのオーベルジュを皮切りに、今後展開するさまざまな事業を通して、たくさんのお客様の喜び、未来の若き才能の活躍の場を創造できれば幸いです。 ●VILLA COMMUNICO (ヴィラ コムニコ) 所在地:奈良県奈良市雑司町486-5 客室数:5室 施設:レストラン (22席・個室あり)、宿泊者専用ラウンジ 階数:地上2階 アクセス:近鉄奈良駅よりタクシー10分・徒歩30分 料金:1泊2食付き 67,000円 (税込)~/人 (大人2名利用時) 公式サイト:https://villa-communico.com SNS:https://www.instagram.com/villa_communico/