嗅覚を生かして事件の捜査や行方不明者の捜索で活躍する「嘱託警察犬」の審査会 盛岡市
IBC岩手放送
優れた嗅覚を生かして事件の捜査や行方不明者の捜索で活躍する警察犬の審査会が25日、盛岡市で開かれました。 【写真を見る】嗅覚を生かして事件の捜査や行方不明者の捜索で活躍する「嘱託警察犬」の審査会 盛岡市 この審査会は2025年の「嘱託警察犬」を決めるもので、岩手県内各地から初出場の6頭を含む1歳から11歳の28頭と指導手21人が参加しました。 25日はシェパードやラブラドール・レトリーバーなどの警察犬が捜査や捜索の現場を想定した3つの審査に臨みました。 このうち行方不明者や犯人の足取りを追う「足跡追及」は、犯人役の警察官が歩いた経路を匂いを頼りに、嗅覚を生かして正確に追っていました。 2024年9月末現在、県内で警察犬が出動した件数は12件で、行方不明者捜索が8件、事件捜査が4件となっています。 (岩手県警察本部鑑識課 松田圭司次長) 「県民の安心と安全を守るために、警察犬の嗅覚は欠かせない重要なものでありますので、今後ともご協力のほうよろしくお願いしたいと思っています」 審査結果は12月上旬に発表され、合格した犬は2025年1月から1年間県警の嘱託警察犬として活動します。
IBC岩手放送