【センバツ出場校とプロ野球選手】九州代表4校からは7人の現役NPBプレーヤー!
3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する32校が発表された。その出場校の多くのOBがこれまでドラフトで指名されているが、現役として活躍している選手を紹介したい。 【動画】当時からエグかった!コーチが明かす今宮健太の伝説 九州地区からは明豊(大分)、神村学園(鹿児島)、熊本国府(熊本)、東海大福岡(福岡)の4校が出場する。そのうち明豊と神村学園のOBに現役NPBプレーヤーがいる。 明豊OBの現役NPBプレーヤーでは、今宮 健太内野手(2009年ソフトバンク1位)と濱田 太貴外野手(2018年ヤクルト4位)のふたりが支配下でプレーしている。今宮は高卒3年目から1軍に定着し、昨シーズンまでに1480試合に出場。打撃タイトルの獲得はないものの、3度のベストナインに5度のゴールデングラブ賞を受賞。遊撃手のレギュラーとして2010年代のソフトバンクを支えてきた。 濱田は右の大砲候補として期待されている6年目の外野手。昨シーズンは自己最多の103試合に出場した。今シーズンはレギュラーをつかみ、2022年の6本塁打を超え、本塁打を2ケタに乗せたいところだ。 京本 真投手(2021年巨人育成7位)は、育成契約だが先発候補として期待をかけられている。昨シーズンは2軍で15試合に登板し、防御率2.36と結果を出した。3年目の今シーズンに支配下登録となるか。居谷 匠真捕手(2020年ソフトバンク育成6位)は昨シーズンオフに戦力外となり、今シーズンから、くふうハヤテベンチャーズ静岡でプレーする。 神村学園の現役OBでは、羽月 隆太郎内野手(2018年広島7位)、渡辺 陸捕手(2018年ソフトバンク育成1位)、泰 勝利投手(2021年楽天4位)、そして育成の桑原 秀侍投手(2020年ソフトバンク育成3位)と4人がNPBでプレーしている。 6年目となる羽月は、徐々に1軍での出場を増やしているものの、レギュラーを勝ち取ることはできていない。昨シーズンはキャリアハイとなる50試合に出場したものの、打率.149(47打数7安打)と苦しんだ。今シーズンは打撃面を強化し、1軍定着、そしてレギュラーを奪い取ることが目標となりそうだ。 強打の捕手として期待されている渡辺だが、今年は春季キャンプ開始後に肋骨の骨折が判明。第1クールで離脱することになった。まずは復帰を目指すことになる。